今回は、誰もが知る一流ホテルにウェディングプランナーとして採用された
トータルビューティ学科3年制の学生をご紹介します!
トータルビューティ学科3年制 3年
森崎さん(京都府 府立洛西高等学校卒)
【内定先】 株式会社ロイヤルホテル【リーガロイヤルホテル】
ウェディングプランナー
85年の歴史をもつリーガロイヤルホテルは
関西にも賓客をもてなすための近代的ホテルを創ろうと、地元の政財界の声から生まれ、「大阪が誇れるホテル」として地元の人から愛され続ける一流ホテルです。
周りはみんな、大学生か、英語を学んでる観光系専門学校生。
美容学校生、とくに美容師国家資格を取得するような学校の学生はいなかったそう。
そんななか、みごと、ウェディングプランナーとして採用されました!
2年生の終わりまで、職種を決めかねていたという森崎さん。
ウェディングプランナーを目指したきっかけを教えてください。
ウェディングプランナーかドレススタイリスト、
そして美容師かで悩んでいました。
どれもやりたくて決めかねていた時に、
学校にリーガロイヤルホテルのブライダルスタッフの求人が来たのがきっかけです。
色々な企業の説明会に参加して比較したり、
改めてウェディングプランナーのお仕事を調べたりして、
なぜ自分がブライダルに携わりたいかを考えた時に、
「誰よりもお客様の近くで幸せや感動の瞬間のお手伝いをさせていただけること」
そして、
「当日までご一緒できること」に、
改めてウェディングプランナーという仕事への憧れを感じました。
▲-いろいろな説明会に参加し、比較検討するのは大切!!
ロイヤルホテルの説明会に参加した時のワクワク感は他と全く違い、“こっちがあってる!”って直感しました。-
就職試験の流れを教えてください。
会社説明会の時に筆記テスト(+英語のリスニング)があり、
その後、集団面接と個人面接がありました。
集団面接は3対2
個人面接は1対2でした。
面接では特にどのような点をきかれましたか?
なぜこのコロナ禍でブライダルにこだわるのか。
そして、美容師免許を取るのになぜプランナーなのか。
面接では特に上記の点を詳しく聞かれたので、
『私は、美容全般をしっかり学んでいるからこそ、
ドレス、着付、メイク、ネイル、エステ、カラー、そしてヘアの
知識と技術をもった上で、ウエディングプランナーとしてトータルにプロデュースをしたい。』
という思いを、自分の言葉でしっかりと伝えました。
▲-最初は苦手意識があった着付。
だからこそ『絶対できるようになりたい!』と練習を重ね、コンテストで入賞するほどに-
▲-学内コンテストでも必ず着付けで参加-
▲-フォト撮影の授業では、メイク、ヘア、衣装など、チームで協力して作品を作り上げます-
面接の際、特に意識したことは?
常に笑顔でハキハキと自信を持って、必ず目を見て話すこと。
覚えた文章ではなく、自分の言葉で話すこと。
そして、他の方や面接官の方が話している時も、気を抜かずに周りに意識を配ること。
目指すウェディングプランナー像は?
何より人が好き。
その気持ちを生かして、誰よりもお客様の近くで、信頼関係を築きながら、お客様に必要とされ、喜んでいただけるウエディングプランナーになれるよう努力したいです。
就職活動、大変なことも多かったですか。
私は、先輩や周りに同じ職種を目指す人がいなかったのですが、
ブライダルの現場で長く活躍されていた先生から、直接たくさんのアドバイスを頂け、ビューティプロで良かったなと思いました。
履歴書作成から面接練習まで、手厚く見ていただけ、
面接練習では、話したいことや伝えたいことはたくさんあるけど、
なかなか言葉がまとまらなかったときにも、たくさんヒントを頂きました。
周りの友人の後押しや、皆ががんばっているから、
自分も負けずにがんばろうと常に意識を高く保ってがんばれたので、
本当にビューティプロで良かったと改めて思いました。
▲-ドレスコーディネーターに内定した同じクラスの内波さんと。
周りはみんながんばってるからこそ、自分もがんばろう!という気持ちになれます。-
▲-ロイヤルを受けることを勧めてくれた2年時の担任は、ブライダル業界で長くキャリアを積んだすごく頼りになる存在(写真左:森崎さん 中央:担任 写真右:内波さん)-
『先生には、もう本当に感謝しかない!!』というふたり。
先生がひとりひとりの学生をしっかり見ているからこそ、適切なアドバイスができるのですね。
これから就職活動をする後輩に向けてアドバイスをお願いします。
自分の好きなことや憧れをお仕事にすることが、こんなに難しいことなのだと、
自分自身、就職活動をしてすごく感じました。
でも、好きなことだからこそ、とことん考えることができたり、
自分の憧れに向かって進む原動力にもなったので、
これから大変だと思いますが、周りの人や先生の力を借りながらがんばってください!
応援しています!
今回ご紹介した森崎さんは、ビューティプロでも珍しい
ウエディングプランナーという職種。
リーガロイヤルホテルという歴史ある一流ホテルの就職試験は、
周りはほぼ大学生か、英語を専門的に学ぶ観光系の専門学校生。
すごい倍率の就職試験を勝ち抜き、
希望のウェディングプランナーとして採用されたのは、
『美容全般をトータルに学んでいる』という強みと
なにより彼女自身の前向きで明るくものおじしないキャラクターのせいかもしれませんね。
▲-筆記テストを受けた後は、正直「落ちた‼」と思いました(笑)唯一、英語のリスニングだけはできました。-
筆記試験はできなかったと笑う森崎さんですが、
ドレスコーディネーター、メイク、ネイル、エステ、パーソナルカラーにサービス。
様々な分野の資格をしっかり取得し、着付もコンテストで入賞する腕前。
トータルビューティ学科の3年間の学びの中で、
自分の好きなものを見つけ、将来へと繋げていきました。
それでは、次回もまたお楽しみに!